
こんにちは、札幌市西区で営業致しております、喫茶店の『炭焙き珈房 るびあ』でございます。
今では完全に市民権を得た(自家焙煎)ですが、その草創期に、こだわりを持ち常に新しい豆による味と香りをお届けする為、《創業者 従二直彦》が宮の森にて開業致しました。
山の手に移転後もその意志を礎にし、『腐った鯛より新鮮なイワシを』と言う思いで日々焙煎を続けております。
食事やスイーツメニューも色々取り揃えております。是非お立ち寄り下さい。

豆の挽き方について

理想的には飲む分だけ挽くのがいいのですが、コーヒーミルをお持ちでない方には挽いてお分けしています。
コーヒーの本などには「挽きぐあい(粒子の大小)」は抽出する器具によって異なる、とありますが「るびあ」はそう考えません。
どんな器具を使おうが<豆は荒挽きにしてたっぷり使う>のがおいしさの唯一のコツと考えます。なぜなら同じ分量の豆を細かく挽けばなるほど味は濃くなりますが、コーヒーのいのちともいえる「香り」は細かく挽いたからと言って増すものではないからです。
しかし、経済性を無視するわけにはいきません。そこで「るびあ」では挽いてお売りする場合、お客様の器具には関わりなく、0.3 〜0.4 mmぐらい(正確には調整されたミルの目盛りで3)に挽いています。これは<1杯分10g使用して飲むのに適した細かさ>です。ただ、特に荒挽き、細挽きとのご指定のあった場合はその通りにお応えしています。
飲み方・淹れ方について

コーヒーの飲み方にルールはありません。
たとえばブラックで飲むのが「通」だという考えもおかしいし、砂糖の量だ、ミルクの量だと言うのもおかしいと考えます。
コーヒーは頭で飲むのではなく鼻と舌で味わうものですから、砂糖を何杯入れようとミルクをたっぷり使おうと、貴方が今日このときいちばんおいしいと思う方法で飲んでいただければいいわけです。と言う私も自分のコーヒーを飲むとき人の倍ほど砂糖を入れるもので、それで私は満足しています。
また、抽出法にもこうしなければ間違いというものはまったくないと考えます。
なぜ。炭焙きの自家焙煎なのか。
「るびあ」では炭焙き(備長炭)で自家焙煎したコーヒーをお届けしています。これは、
(1)コーヒーの味は<原料生豆と焙煎のしかた>でほとんど決まってしまいます。このいちばん重要な行程を他人まかせにせず自分たちでやることが喫茶店の責任と考えるからです。また、
(2)<炭を熱源として使う>のは炭が他の燃料と比較して、燃焼時に出る水蒸気がたいへん少なく、赤外線が多量に出るのが長所です。この赤外線の働きによって、豆の表面だけでなく、芯まで充分に熱が通るのです。さらに「るびあ」では、
(3)炭の中でも最高品とされている<備長(びんちょう)炭>を使っています。この炭は一般の炭に比べて臭いがなく、大きな炎が出ず、それでいて火力が強く、火持ちが良いのです。
つねに<新しい豆による香りと味>をお届けするための自家焙煎。ただ日本国内を見渡すと全国各地に素晴らしい焙煎をやっている方がたが多く、私共はまだほんのかけ出しです。しかし現在は、<腐った鯛より新鮮なイワシ>をというつもりで日々の焙煎を続けています。
なぜ。炭焙きの自家焙煎なのか。

「るびあ」ではいわゆるストレートコーヒーをお届けしていません。 それは、・多種類の豆を焙くとどうしても<売れない銘柄>が出てきて、その結果お客さまに古い豆を売ることになります。 また、ブルーマウンテン、モカなど、とにかく人気があって生産量の少ない銘柄は、実際は<コスト高でとても適正価格で販売できず>かといってその名を語っているだけの豆をお届けできないと考えるからです。
なんでも有名な銘柄、高い値段がいいものだという方がいるのは悲しいことです。そうした虚栄心につけ込んだ<ニセもの>は決して長続きするものではない、と考えます。コーヒーでいうブランドとは、生産国の名前です。では国とは人間がかってにつくった区分けに過ぎません。本来、大地に国境などという線がないように、過度のブランド志向は、むしろ貴方の舌の貧しさを証明しているとも考えます。


